レバラン休暇に伴う新型コロナウイルス感染急拡大防止のため、政府は帰省客に健康プロトコルの遵守を要請

2022年04月18日付 Kompas 紙

レバラン休暇に伴う新型コロナウイルス感染急拡大防止のため、政府は帰省客に健康プロトコルの遵守を要請


ジャカルタ、KOMPAS.com配信ーアイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣は、健康プロトコルを遵守し続けるべく2022年のレバラン(断食明けの大祭)帰省客に対して警鐘を鳴らした。

同大臣によると、これは2022年のレバラン休暇に伴う新型コロナウイルスの感染急拡大を警戒するためだ。

「我々は必ず警戒を怠ることなく、健康プロトコルを遵守し、マスクを身につけなければならない」と、去る4月17日、ジャカルタのゴルカル党中央執行委員会事務所にて同大臣は述べた。

ゴルカル党総議長でもあるアイルランガ大臣は、帰省ラッシュに対して政府がどのような準備をしているかについて説明した。

アイルランガ大臣は、帰省ラッシュのピークが2022年5月8日に当たると予測されることを明らかにした。そのため同大臣は、帰省客がラッシュを考慮して帰省の日時を調整することを望んでいる。

「政府はこの長期休暇に備えて、みなさんが帰省のタイミングを調整することを期待している」と同大臣は説明した。

報道に先立ち、運輸省研究開発庁は2022年のレバランにおいて8000万人が帰省すると予測した。

運輸省のアディタ・イラワティ報道官は、もし国内旅行に必要な条件が新型コロナウイルスのワクチン接種となり、PCR検査や抗原検査が必要無くなれば、その規模の帰省客が発生する可能性があると述べた。

「運輸省研究開発庁の調査によると、もし現在のような国内旅行の条件が施行されたら、帰省をする人の数は8000万人近くに上るだろう」と、同報道官は去る3月23日の声明で述べた。

そのためアディタ報道官は、帰省時の安全が保証されるよう、すぐにコロナワクチンの追加接種を受けるよう人々に呼びかけている。

「今年のレバラン帰省期間には社会の流動性が高まると推定されるため、自身を守る盾となるよう、すぐにワクチンの追加接種を受けるよう我々は社会に呼びかけている」と同報道官は述べた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:服部可奈
記事ID:6302