ジョコ大統領「プーチン大統領はG20サミットへの出席を表明」

2022年05月03日付 Kompas 紙
ジャカルタ、kompas.com配信
ジョコ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が次の11月にバリで開催されるG20サミットに出席する事になると述べた。
同大統領は、プーチン大統領が去る4月28日に彼と電話で会談したときにその旨を伝えたと述べた。
同大統領によると、プーチン氏はG20サミットに招待された事に対し感謝を表明したという。

「そして、プーチンさんは出席を表明した」とジョコ大統領は去る4月29日大統領事務局のユーチューブで公開された映像の中で述べた。
この会談で、プーチン大統領はウクライナの最新の状況について伝えた、とジョコ大統領は説明した。
そこにはロシアとウクライナの間で続いている交渉の経過についても含まれていた。

これを聞いたジョコ大統領は両国間の戦争を直ちに終結させることの重要性を強調した。
「私は戦争を直ちに終わらせることの重要性を再度強調する。また、平和的解決策を引き続き提案することができ、インドネシアはその平和への取り組みに貢献する用意ができていることを強調する」と述べた。

「インドネシアはG20の統一を望んでいるということを私は強調したい。分裂はあってはならない。平和と安定は世界経済の回復と発展の鍵である」とジョコ大統領は断言した。

すでに報じられているように、ウラジーミル・プーチン大統領府、クレムリンの公式ウェブサイト(kremlin.ru)は、ジョコウィドド大統領とウラジーミル・プーチン大統領間で交わされた会話についての説明をアップロードした。

この説明は現地時間で去る4月28日の18:10に公開された。
クレムリンの公式ウェブサイトでは、両国の大統領間での電話会談はインドネシアが主導したものであるとされている。
さらにジョコ大統領とプーチン大統領はインドネシアが今年の議長国であることを考慮し、ロシア-インドネシア間の交流やG20の活動の様々な側面について議論した。

その後、ジョコ大統領の問いに対しプーチン大統領は、現在進行中の特別軍事作戦に関するウクライナ情勢に対して、ロシアの評価を説明した。


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翻訳者:鈴木佑理
記事ID:6325