無念と誓い ワールドカップU20主催国を断念したのちの国会

2023年04月19日付 Kompas 紙
国会議事堂の様子
国会議事堂の様子

ジャカルタ、kompas.com配信
国民議会の スフミ・ダフコ・アフマド副議長は、国会は国際サッカー連盟(FIFA)の決定によりインドネシアが U-20 ワールドカップの開催地から外されたことを遺憾に思っていると述べた。
これは去る4月13日、ダスコ副議長が代読した国会の会期終了の本会議に姿を現さなかったプアン・マハラニ議長の演説によって伝えられた。
我が国の国民議会もインドネシアでのU-20ワールドカップの取り止めを遺憾に思い、心を痛めている。インドネシアは国際的な舞台でインドネシアの若者の実力を披露する機会を失った、とダスコ副議長は木曜日の全体会議で語った。それだけでなく、インドネシアは先進的で国際的なスポーツイベントを成功裏に開催できる国であることを世界に示す機会を失ったとみなされた。
しかしながら、国民議会はひたすらその決定を尊重している。というのも、それは完全にFIFAの権限であるからだ。インドネシアがU-20世界大会の開催地から外されたのは完全にFIFAの権限と決定によるものだ、とダスコ副議長は言う。外されたとはいえ、国民議会(DPR)は今後も将来のインドネシアにおけるサッカーに注意してゆくと述べた。
これに関して、国民議会はますますの進歩と成功のために国会第10委員会を通じて祖国のサッカーの発展を常に支持するとダスコ氏は述べた。
また国会は、インドネシアサッカー協会(PSSI)が国内で良いサッカーの指導や大会を行うシステムを構築できるよう政府に働きかける
これにより、プロフェッショナルかつ実力のある、国民的なサッカー人材を輩出していくことが期待される。「実績を積んだインドネシア代表がワールドカップに出場できるように」とダスコは語った。すでに知られているように、FIFAは2023年U20ワールドカップの開催地としてのインドネシアの地位を公式に取り消した。また、インドネシアは制裁の脅威にもさらされている。


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翻訳者:中川晋
記事ID:6624