選挙のために国勢調査の事前調査を軍評議会が開始

2023年10月02日付 その他 - エーヤワディー 紙
軍評議会は昨日2024年の全国レベルの国勢調査の事前調査を開始したと発表した。先述の国勢調査回収作業は、軍評議会が開催する選挙を目的としたものでもあり、10月1日から15日まで国勢調査の事前調査を全国20郡の100地区で実施すると軍評議会が発表した。

軍評議会が調査を行う20の郡の中にはヤンゴン管区モービー郡、ダゴンミョウティッ(埠頭)区、ネーピードーのデイッキナティリ、ザガイン管区のモンユワ郡などが含まれているとわかった。現在、事前調査を行うにあたり、軍評議会と警察の部隊によって警備が行われていることが、モンユワ郡に住む地元住民から分かった。

そのように国勢調査を実施し終えたならば選挙をできるだけ早く実施すること、国勢調査は票の統計を正確にし、有権者がみな投票できるようにすることを目指していることを、9月9日にシャン州ラーショ軍地区の兵士、家族と面会した際に、軍の指導者が述べた。

革命勢力として、国勢調査を行う組織を攻撃していくという宣言もみられる。

クーデター後、全国で広がっている戦闘により、選挙を行うために多くの困難があり、国民統一政府(NUG)やミャンマーの民主活動家は、その選挙をボイコットするよう扇動し促している。

2014年の人口と国勢調査を基に、2023年10月ミャンマーの推定人口は5620万であると軍は述べている。

写真-ザガイン管区首相ウー・ミャッチョーと北西部軍管区司令官タン・タイらが10月1日に、モンユワ市のヨウンジー地区で試験的に行われた国勢調査に同伴した際
(写真-タンラシュエミェー)


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翻訳者:Y.A
記事ID:6764