軍評議会、シットウェのDMG通信社の記者と夜警を逮捕

2023年11月09日付 その他 - ウェスタンニュース 紙

ウェスタンニュース 10月29日

ラカイン州シットウェ市を拠点とする通信社「開発メディアグループ(DMG)」に軍評議会の部隊がやってきて、記者一名と夜警一名を逮捕していった。

DMG通信社の担当者コー・ゾーゾーによれば、本日10月29日12時過ぎに軍評議会部隊のメンバーである、特別捜査局を含む特別情報部SBや警察、軍人20人ほどが車両3台でやってきて、逮捕していったという。

「今日の昼12時過ぎだろう。特別情報部、特別捜査局、警察部隊員もいた。車両3台で事務所へ乗りつけ、押し入ったのだ。事務所では記者一名と夜警一名を逮捕した。そして、事務所の物品をひとつ残らず持っていった。それから事務所を封印した」と語った。
 現在、逮捕されている記者と夜警をシットウェ市の(1)番警察署で拘束しており、その場所へ面会しに行くことを、編集部メンバーらと調整していく必要があることをコー・ゾーゾーが述べた。
 現状では、軍評議会が何のためにDMG通信社に攻め入り報道記者らを逮捕したのかは未だ不明であることを、コー・ゾーゾーが続けて述べた。

 「僕が推測するに、2019年の編集長は逃走罪に問われている。その後通信社の登録がないというのもある。そのため、事務所に乗り込んできたという可能性がある」と述べた。

 コー・ゾーゾーは続けて、今朝シットウェのウィンガバー広場にて行われた出家への米・野菜の寄付祭へDMGの記者の一人が取材に行った時、警察に逮捕され、その後、警察がDMGの事務所まで記者に連れていくよう話したと述べた。

 その後、DMG事務所内の事務所に関連する品物、コンピューター、ラップトップ、カメラ全てを軍事評議会の軍隊が奪い、事務所を封鎖したことが分かった。


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翻訳者:M.S. W.S. T.O.
記事ID:6773