日本：放出区域付近の魚からはトリチウムは検出されず


日本の水産庁は、9月24日に福島原子力発電所近くの海域において捕獲された2種類のヒラメの最新サンプルからはトリチウムは検出されなかった旨を発表しました。



９月25日、日本政府は、1か月前にALPS処理水の放出を開始した福島原子力発電所の近くの海域において捕獲された魚のサンプルからトリチウムは検出されなかったと発表しました。

日本の水産庁は公式ウェブサイトで、9月24日に捕獲された2種類のヒラメの最新サンプルからトリチウムは検出されなかったと発表しました。

水産庁は、処理水放出活動の環境への影響に関する国内外の否定的なイメージを払拭するべく、処理水放出の開始以降、日々情報を更新しています。

8月8日から現在に至るまで、捕獲された64匹の魚のサンプルからはトリチウムは検出されていません。

水産庁は今後も、2024年3月末までに約180のサンプルを検査する予定です。

2011年3月に、日本は地震と津波に見舞われ、福島原子力発電所は大きな被害を受けました。

この原発を運営していた東京電力は、原子炉冷却プロセスにおいて、100万トンを超える汚染水の放射線濃度を低減する処理を行う必要がありました。

この処理水においては、トリチウムを除くほとんどの放射性物質が除去されています。

残ったトリチウムは、日本の安全基準の許容値の40分の1にまで希釈され、福島原子力発電所から約1キロ離れた地下のパイプラインを通じて太平洋に放出されています。

専門家たちは、環境中のトリチウムの量は、海水との混合により極めて微量になるだろうとしている。


【写真】福島県新地町の釣師浜漁港で網を干す漁師たち


Nhật Bản: Không phát hiện tritium trong cá gần khu vực xả thải
https://www.vietnamplus.vn/nhat-ban-khong-phat-hien-tritium-trong-ca-gan-khu-vuc-xa-thai-post896517.vnp