日本、福島原子力発電所から 2 回目の処理水放出を開始

2023年10月05日付 VietnamPlus 紙
【写真】2023年8月22日、日本福島県の福島原子力発電所にて処理された放射能汚染水の貯蔵タンク(写真:共同/ベトナム通信社)
【写真】2023年8月22日、日本福島県の福島原子力発電所にて処理された放射能汚染水の貯蔵タンク(写真:共同/ベトナム通信社)
日本、福島原子力発電所から 2 回目の処理水放出を開始


日本のメディアによると、福島原子力発電所からの2回目の処理水放出は、10月23日まで続き、総水量は1回目の放出と同量の7800トンに及ぶ見込みだという。



10月5日、日本は福島原子力発電所から太平洋への放射能処理水の2回目の放出を開始した。1回目の放出は8月24日から9月11日までに、安全基準値の範囲内で実施された。

日本のメディアによると、2回目は10月23日まで続き、総水量は1回目の放出と同量の7800トンに及ぶ見込みだという。計画によると、一日に約460トンが放出される。

1回目の放出から、日本政府、福島県、東京電力(TEPCO)は発電所周辺の海水や魚の体内のトリチウム量を定期的に分析したが、異常は確認されていない。

10月4日、TEPCOは放射能処理水内のトリチウム濃度も調べたが、結果は水1リットルあたり87ベクレルと放出基準より低かった。

10月5日、国際原子力機関(IAEA)も2回目放出の処理水内トリチウム濃度は「基準値上限以下」であることに肯定するとメディアに発表した。

上記原子力発電所を運営する東京電力と日本政府は、放射能汚染処理水の海洋放出は、2011年の地震と津波で深刻な打撃を被った福島原子力発電所の廃炉を進めるために必要な一歩であるとしている。

計画によると、東京電力では4段階に分けて約31200トンの放射能処理水を放出し、今年度中(2024年3月末まで)に完了する。

これは、溶けた核燃料棒を冷却するために使われる水で、雨水と地下水を混合しているが、安全を確保するために処理されている。


【写真】2023年8月22日、日本福島県の福島原子力発電所にて処理された放射能汚染水の貯蔵タンク(写真:共同/ベトナム通信社)


Nhật Bản bắt đầu đợt xả thứ hai từ Nhà máy Điện Hạt nhân Fukushima
https://www.vietnamplus.vn/nhat-ban-bat-dau-dot-xa-thu-hai-tu-nha-may-dien-hat-nhan-fukushima-post900511.vnp


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翻訳者:田中千笑
記事ID:6779