日本、牛の排泄物をロケット燃料に変える研究を行う


日本の化学メーカーエア・ウォーター社は、ロケット燃料として使用する為に牛の排泄物から液化メタンを生成する研究を進めており、秋に実証試験を行う見込みと発表しました。



日本の化学メーカーは、牛の排泄物から液化バイオメタンを生成しロケット燃料として使用する研究を行っており、これにより排泄物の処理に困っている酪農家に解決策をもたらそうとしています。

エア・ウォーター社は、秋に新製品の実証試験を開始すると発表しました。それによると、製造された燃料は、北海道に本社を置く宇宙系スタートアップ企業インターステラテクノロジスが開発するロケットに搭載されます。

エア・ウォーターは、2021年から北海道大樹町の酪農場内にある工場で牛の排泄物を発酵させて液化バイオメタンを製造しています。

このプロセスで得られたバイオガスは、帯広の工場に輸送された後メタン分離処理を経て冷却され、液化バイオメタンとなります。

ロケットは、宇宙への打ち上げに際して十分な力を得るための液体燃料を必要とします。通常は、高純度のメタンは液化天然ガスを使って製造されますが、エア・ウォーター社が研究している新しい方法では、排泄物由来のバイオガスから同等の質のメタンを製造することを目指しています。

インターステラテクノロジスは、牛の排泄物から作られた燃料が、同社の機器や小型衛星搭載可能なロケットに使用可能かどうかを確認する実証実験を実施する予定です。


Nhật Bản nghiên cứu biến chất thải của bò thành nhiên liệu tên lửa
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