中国、日本との関係発展のための5点を提示


2005年から毎年開催されている北京・東京フォーラムは、中国と日本の当局者、専門家、学者間の相互交流フォーラムである。



新華社によると第19回北京・東京フォーラムは、日中平和友好条約締結45周年を背景に、10月19日に首都北京で開幕した。

フォーラム開会式にむけて送られたビデオスピーチの中で、中国共産党中央執行委員会政治局員、中国共産党中央外事活動委員会弁公室主任、王毅氏は、新時代に向けた日中関係発展のための普段の努力を呼びかけた。王毅氏は平和、友好、協力は双方にとっての唯一の正しい選択だということを確認した。

王毅氏は中国日本関係発展のための5点を提示した。その中には、約束の尊重、互恵協力の拡大、相違点の適切な処理、友好の回復、協力関係を強化し地域の平和と安全を維持することが含まれていた。

日本の岸田文雄首相は、フォーラム開幕を祝うメッセージを送った。その中で岸田氏は、今年日中平和友好条約調印45周年を迎えたことを強調した。両国は、地域と世界の平和と繁栄を維持する責任を共同で担う必要があると述べた。

岸田首相は、両国間で交渉を展開することが重要であることも確認した。

北京東京フォーラムは2005年から毎年開催されている。中国と日本の当局者、専門家、学者間の相互交流フォーラムである。

今年のフォーラムのテーマは、「アジア地域の安定、和平と国際協力：中国と日本の責任－日中平和友好条約調印45周年に向けて」である。


【写真】王毅中国外相（AFP／TTXVN＝VNA)