軍司令部のあるマンダレー王宮に衝撃ミサイルを発射

2023年12月21日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙
ネーミンニー 2023年12月21日

本日(12月21日)早朝、中部管区軍司令部のあるマンダレーの市街地から王宮に、アーバンゲリラの一組織が衝撃ミサイルを撃ち込み、爆発音が聞こえたと地元住民が述べた。
マンダレー王宮を深夜2時半に107mm衝撃ミサイル6発で攻撃したものであるとアーバンゲリラ組織No More Dictatorship People Defence Force (NMD)が発表した。
軍評議会を威嚇する目的で攻撃した旨、衝撃ミサイル5発を首尾よく発射できた旨をNMD責任者が述べた。
「現在までどの国民の家からも被弾したという話は聞かないため、王宮内に入ったと考えられる。6発のうち5発の発射に成功した。被害については私たちも調査中だ」とゲリラ組織の責任者の男性が語った

その攻撃が、国民統一政府(NUG)支配下のアーバンゲリラ組織であるBrave Warriors For Myanmar(BMW)、都市特別作戦(U.S.O)、Security & Special Task Force(SSTF-MDY)とピンウールイン県の国民防衛部隊(パタパ)が協力して起こした軍事行動であることもわかった。
大きな爆発音が立て続けに聞こえてきたとマンダレー王宮に最も近い区の1つアウンミェーターザン区の女性が述べた。
「バーンという爆破音が聞こえたがその後、眠ってしまった。今、朝になって王宮からの音だったとわかった。どれほどの打撃になったかは王宮の中で起こっているので、外からは知ることはできない」。
爆発音が聞こえたが、今朝、堀一帯に警備が配置されているのを目にすることはないと、チェンエーターザン区の男性も述べた。
「家の人も皆吃驚して目を覚ました。一体何が起きたのか。(音が聞こえてきたときは)夜中で、静まり返っていたこともあった」。

「堀に沿って北へ向かうと...なんの取り調べもない。19番通りと80番通りに通常待機している兵士も一人しか遭遇しなかった。アイェイマトゥエッ・パゴダ前には検問所も何もない。通常、常時尋問される場所まで減っている。朝早くだったからかわからない」と上述の男性は今朝6時に堀のそばで見かけた様子を語った。

軍評議会のプロバガンダチャンネルは、マンダレー王宮への発射攻撃で逮捕した様子を映し出した。
しかし、本日午後から、軍は取り調べを強化し、マンダレー市を出るゲートでは厳重に検問を実施していることがわかった。
テレグラムネットワークの軍評議会プロバガンダチャンネルでは、衝撃ミサイルを発射した者10人以上を逮捕したと記されている。

攻撃したアーバンゲリラグループは、彼らの部隊メンバーは逮捕されなかったと述べた。
昨日もマンダレー王宮にある軍事ターゲット、オーボー刑務所(中央監視所)とアウンミェーターザン区第4警察署を含む3か所の警察署を「シュエピーソー」軍事作戦としてドローンで爆破攻撃したと国民防衛軍(PDF)マンダレー県大隊が発表した。

10月上旬、中部管区軍司令部があるマンダレー王宮を目指して重火器で砲撃したとき、堀の南側のチャンミェターザン区、セイッタラマヒー地区の空き家一軒に着弾爆発し、人家一軒と車一台が破壊された。


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翻訳者:2年生有志③
記事ID:6836