トゥンザン郡への軍評議会の空爆により教会と住居が損壊

2024年05月13日付 その他 - エーヤワディタイムズ 紙
チン州トゥンザン郡で軍評議会の空爆によりキリスト教会2堂及び住宅5棟が損壊したことが、地元住民を通じて明らかになった。

トゥンザン郡ロンタッチェ村を一昨日5月11日の夜9時頃、軍評議会軍が空爆したため、ローマ・カトリック教会とゾー・バプティスト教会2堂と民間人の住宅5棟が損壊した。

「昨晩、村が爆撃されました。村ではまだ戦闘は起きていませんが、戦闘が起きるのが怖くて、村の住民らが事前に避難したため、人的被害はありませんでした。教会2堂と家屋が破壊されました」と地元住民がエーヤワディタイムズに語った。

軍評議会軍が空爆を行ったため、ロンタッ村、パイントゥー村及びナザン村の地元住民約1,000人が安全な場所に逃れていることが分かった。

トゥンザン郡内で5月9日の夜11時頃に、チン民族軍(CNA)の連合隊と軍評議会軍との間で戦闘が勃発。

「5月9日の夜トゥンザンでCNA/CDFと軍評議会軍との間で戦闘が起きた。5月10日の朝も戦闘は続いています。今のところ戦闘は起きておらず、平静を保っている。昨日から町への出入り兵士たちが封鎖している」と地元住民がエーヤワディタイムズに語った。

戦闘が起きているトゥンザン市では、5月11日から軍評議会軍が市への出入りを封鎖していることが分かっている。

トゥンザン郡内の民間人が居住する町村で戦闘を起こさないよう、また回避するよう、5月3日に地元の宗教指導者や長老らが要請していた。

写真:軍評議会軍の空爆で破壊されたロンタッ村の住宅と教会の様子


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翻訳者:H.T
記事ID:6880