チャウメー市民病院と砲兵隊をTNLAが支配し、重火器により家族4人が即死

2024年06月26日付 その他 - シャンニュース(ビルマ語版) 紙

シャン州チャウメー市にある軍評議会の支配下の砲兵隊と市民病院を、タアン民族解放軍TNLAが支配し、ミョーマ警察署を続けて攻撃していることが調査で分かった。

本日(6月26日)午前9時から始まって、チャウメー市内と近隣の村落で軍評議会の軍隊とTNLAの軍隊が激しく衝突し、昼12時をすぎた頃に市の入り口の看板の近くにある第352砲兵隊と市民病院をTNLAの軍隊が占領したことをチャウメー地域住民らが語った。

「9時ごろから戦闘が再開しており、今回の戦闘は激しいと言わねばならないだろう。地区内に重火器の砲撃が落ちてきた。市の入り口で初め第22隊だったのが現在は352砲兵隊を先に占領している。そして、市民病院にもTNLAが侵入し、占領している。今はというと、ミョーマ警察署を急いで攻撃している」とチャウメー市地域住民男性の一人が本紙に語った。

現在ではチャウメー市ミョーマ警察署をTNLAの軍隊が継続して攻撃しており、体育館とティットーヨン通りにもTNLAの兵士が多く到達していることがチャウメー市地域住民のところから分かった。

同様に、今日6月26日午後1時頃、チャウメー市第2地区ヤンキンにある住宅に軍評議会が発砲した重火器が命中し、家族5人のうちの4人が即死したことを、チャウメー市の地元民らが語った。

「チャウメー市の出口のヤンキンという第2地区の方で重火器が命中し、5人家族のうちの4人が即死した。女性1人のみ逃れ、彼女の両親と兄弟2人が亡くなった」とチャウメーの地元民の男性が本紙に語った。

チャウメー市での軍評議会とTNLAの2日間にわたる戦闘で、女性2人を含む地元民6人が死亡し、合計14名が負傷したことが地元民らによって分かった。

今日(6月26日)の朝5時半ごろから、チャウメー郡サカンター村にある軍評議会軍の基地でも双方が対峙して戦闘が起きていたことを、TNLA広報部が発表した。

同様にチャウメー市に活動拠点を置く軍評議会軍の第1軍事作戦司令部と歩兵大隊第501/502大隊もTNLA軍が攻撃しており、ニェインチャンイェーゴン基地、第8地区にあるチャウメー県警察やほかの政府関連部局もTNLA軍が占領し支配したことが地元住民の話から分かった。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:H.K, M.S,H.T
記事ID:6938