ティディムで激しい戦闘続く

2024年06月26日付 その他 - ミッズィマ紙 紙
カレー・ティディム・ファラム道路にあるタインギン村。写真:Phoochin (Overhill)
カレー・ティディム・ファラム道路にあるタインギン村。写真:Phoochin (Overhill)
チン州北部ティディム郡タインギン村で、軍評議会の軍とチンランド評議会(CC)兵士の間で本日(6月26日)まで戦闘が継続して激しくなっており、タインギン村にある住宅にも軍評議会軍の兵士が放火していることが、国民防衛部隊(PDA-Tedim)からわかった。

カレー・ティディム道路沿いにあるタインギン軍基地を再度掌握できるよう、ティディム市の軍評議会軍が進軍し侵入してきたあと、6月20日夜から戦闘が発生していると国民防衛部隊責任者が本紙に述べた。

同責任者は「軍評議会の兵士が行った場所すべてにおいて、あちこちで発砲している。村の中にいれば村の中にまで発砲している。戦闘は継続している。彼らの側がやられているので、住宅に放火している。どのくらい(の被害)かというと、確定することはまだできていない。霧が出たり雨が降ったりでドローンを飛ばして見るにも都合が悪い。昨日は軍評議会の軍側が飛ばした偵察機1機が旋回していた」と述べた。

現在、軍評議会軍はタインギン村スータウン山と基礎教育学校近くにある住宅地とカレー・ティディム・ファラム車道の合流地点を占拠していることがわかっている。

6月20日の戦闘では、軍評議会軍が手痛い目に遭わされたため、チンランド防衛部隊(CDF/CDM SIYIN)が良く休息に使用する建物に放火し、6月21日には民間人の住宅に引き続き放火していることがチンランド防衛部隊からわかった。

6月22日にもタインギン・ティディム・ファラム道路分岐点を占領している軍評議会軍がドローンでの爆弾投下を受け、軍評議会軍側に被害や死者が出た。タインギン村と2マイルほど離れたスワレイン村の方向に軍評議会の軍は逃走し、2時間以上の銃撃戦があったことをチンランド防衛部隊の責任者は本紙に語った。

「私たちは軍評議会に対してここに基地を置くことを許可しい、最後まで戦闘を続ける」と同責任者が言った。

現在タインギン村近隣一体で軍評議会軍と国民防衛部隊の間では軍事的緊迫があり、いつ戦闘が始まってもおかしくない状態であるため、人々へカレー・タインギン道路を通らないようにチンランド防衛部隊が6月23日中に注意喚起した。

その戦闘においては、チンランド評議会の部隊である、チンランド防衛部隊(CDF/CDM SIYIN)、PDF-KKG、国民防衛部隊(PDA-Tedim)、チン民族軍(CNA) 、CDF-Hualngoramをはじめとする部隊が共に攻撃をしていることが分かった。

6月12日にティディム市内では軍評議会とチン兄弟部隊の間で銃撃戦の後、現在ティディム市内では戦闘は落ち着いている事が住民から分かった。

その軍評議会軍は6月18日にタインギン村の軍評議会軍基地へ戦線を進めてきており、チャーバルー特殊部隊であることが、軍のロビーでネーピードーという名前のテレグラムチャンネルで述べられた。

今年1月16日にタインギン村軍評議会駐屯地をチンランド評議会部隊が占領してから5か月以上過ぎて、軍評議会軍がタインギンを再度占領するために襲撃してきた。

ティディムとファラムへ通じるカレー・ティディム・ファラム道路の合流地点に位置するタインギン村は道路交通としての要である場所だということを地元民が言った。

その軍評議会軍の戦線のために、ティディム・カレー道路沿いの村であるソーザン、アールウェー、スワラン、へインゼインなどの村の住民たちは、軍評議会軍が村へ攻め入ることを恐れて山地やカレー市の方へ逃げて身を隠していなければいけないことが分かった。


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翻訳者:H.R S.W T.N
記事ID:6947