日本の春の水掛け祭りで得た地震への支援金をNUGに寄付

2025年04月14日付 その他 - ミッズィマ 紙
日本の東京にある潮風公園で行われた春の水祭り。同祭で在日ミャンマー人が各宗教ごとに祈っている様子、4月12日。
日本の東京にある潮風公園で行われた春の水祭り。同祭で在日ミャンマー人が各宗教ごとに祈っている様子、4月12日。
日本にある東京の潮風公園で開催された春の水掛け祭りで得られた地震への支援金を現地に直接寄付すると、水掛け祭り実行責任者のコー・タンゾーテッが本紙に述べた。

4月12日、13日に行われたこの祭りで得られた支援金を国民統一政府(NUG)の人道問題・災害管理省と連携して使用していくだろう。

「水掛け祭り全体の利益と(地震のための)支援金を混ぜることはしない。会場内では2日間にわたって地震への寄付金を集める部門がある。会場で支援金を募ること、写真展、パダウの花輪やら何やら水掛け祭りに関連するようなものを販売する場所の他、(翻訳者注:地震の犠牲者を追悼するための)黒いリボンを配布する場所などがあり、志のある人々が寄付金を入れてくれることもあった。それらを個別に私たちが分けて、すぐに現地の団体に寄付ができるように、NUGの人道問題・災害管理省と連携して行なっている」とコー・タンゾーテッが話した。

その他にも、水掛け祭りの収益を割合で配分し、地震の被害を受けた地域の復興のために寄付する予定だと同氏はさらに述べた。

「私たちの(翻訳者注:水掛け祭り開催の)元々の目的も、ミャンマーに住むミャンマー国民のため、また日本での外交活動を継続するためだった。このイベントで得た収益をそのように使用する予定であることはすでに周知してある。今は、もう一つ目的が増えて、地震の被害を受けた地域の復興のためにも、一定の割合の収益が寄付に割り当てられる予定だ」と続けて話す。

水掛け祭り実施に対し、在日グループの一部の人々は批判的だったが、今年の祭りでは協力してくれるボランティアは昨年よりも増加したと春の水祭り撮影班の責任者が話した。

「私たちはより団結してきたと感じる。今年の日曜日の祭りでは、雨が降っていても、天気がいいかのように皆ができることから協力をしてくれた。今年は、昨年よりもより心が近かったように感じる。今年は新しい人もたくさん協力しに来てくれた」と同氏は述べた。

春の水掛け祭で、国内の状況を知らせる写真展や、多宗教での祈りの式典、地震への支援金の募金活動などが実施され、2日間で約15,000人が参加したことがわかった。

前年の水掛け祭りの寄付金は、約2000万円以上(6億チャット以上)が集まったことがわかった。


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翻訳者:I.M, I.A,A.S,I.A
記事ID:7099