世界の最高峰にパキスタンの国旗がまた1つたなびいた。今回我が国の国旗を打ち立てたのはカラチの私立大学の学生、アサド・アリー・マエマンである。スィンド州出身の運を持合せた上タフな若者は今やエベレストを制覇した稀有な1団に仲間入りをした。彼に先んじてエベレストに登頂したのはパキスタンの著名な登山家、サージド・サド・パーラーであった。彼は先週の日曜日、無酸素補給で世界の最高峰を制覇した。サージド・サド・パーラーに更に先立って、パキスタンの[女性]登山家、ナーイラ・キヤーニーが、エベレストを制覇し、世界 全文をよむ
情熱さえあれば、万年雪に覆われた高々と聳える山々も頂上の制覇において障害とはなるものではない。登山は一種の熱狂とこの上ない熱意を要する活動であり、誰もが出来るというものではない。天を摩する高い山々は人間に挑みかかって来るが、人間もまたその挑戦をうろたえることなく受けて立つ。ムハンマド・アリー・サドパーラーもこのような登山家の1人であった。彼は冬に予備の酸素ボンベを持たずエベレスト登頂を果たした。彼は首尾よく8つの8000メートル級の峰々を制覇した登山家の1人に数えられ、1年で4つの峰を制覇すると 全文をよむ