ハマース、イスラエルとの捕虜交換取引でドイツの仲介に信頼
2009年08月27日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ハマースはドイツによる捕虜交換の仲介を信頼、イスラエルからの返答を待つ

2009年08月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ダマスカス】

イスラーム抵抗運動ハマースの外交担当ウサーマ・ハムダーン氏は、ハマースがドイツによる仲介に信頼を寄せていることを明らかにした。仲介はハマースとイスラエルとの捕虜交換のために行われており、3~5人からなる治安派遣団が両者間を行き来している。

ダマスカスにある自身の事務所でドイツ通信社と会談したハムダーン氏は、ハマースがドイツによる仲介に信頼を置いていることを明言し、「ドイツの仲介はこの種の問題に関して優れた経験を有している。以前にはヒズブッラーとイスラエルの間で同じ役割を演じた」と述べた。

ハマース指導者の一人であるハマダーン氏によれば、これまでの捕虜交換交渉はエフード・オルメルト前イスラエル首相の任期中に進められていた。しかし、ベンヤミン・ネタニヤフ現首相と協議した後に、前首相は姿勢を後退させるようになった。

現在ドイツを訪問しているネタニヤフ首相は、木曜日の夜にベルリンで行われるメルケル独首相との協議において、この件についても話し合うだろうとハマダーン氏は言う。

「ハマースは〔過去の〕捕虜交換取引について、良好な交渉であり、保証も得られたとみなしていたが、オルメルト前首相はネタニヤフとの意見交換後に、明確な理由の説明もないままに姿勢を後退させた」と続けるハマダーン氏は、「ハマースはイスラエル側から合意を取りつつ、エジプトとの調整も図ることを条件としたあらゆる仲介や努力を歓迎する。これこそまさにドイツの仲介が行っていることであり、それによってハマースの信頼を得ているのだ」と語った。

このハマース高官によれば、ドイツの派遣団はハマースの見解によく耳を傾けてからイスラエル側に赴いた。ハマースはドイツの仲介に真剣さを感じ取っており、イスラエルからの返答を待っているところであるという。

(後略)

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( 翻訳者:中島希 )
( 記事ID:17337 )