■ エジプト、自国領土からアカバに向けて砲弾が発射されたことを否定
2010年04月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
昨日の朝、エジプト国境の東側、アカバの方角から2発の爆発音が聞こえたと一部のメディアが報じた件へのコメントとして、ある高官筋は「エジプト側ではいかなる爆発音も検知されなかった」と明言した。また、エジプトの領土からアカバに向けて砲弾が発射されたとの目撃情報もないことを確認した。
イスラエルの複数のメディアが、エジプト、あるいはヨルダンから発射された二発のカチューシャ・ロケットがエイラート市に着弾したと報じていた。
だがイスラエル軍は、「ヨルダン領内で爆発が起き、それがカチューシャ・ロケット2発の着弾の原因となったとみられる」と発表しており、現在、発射元を特定する調査が行われているという。
一方ヨルダンでは、ある高官筋が本紙のサリーム・アル=マアーニー記者に対し、カチューシャ・ロケットがアカバ経済地区の倉庫に着弾し、中に保管されていた商品に限定的な損害を与えたと語った。
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:18942 )