中東工科大学テクノケントで開発された「ウォーバンド」というゲームの売り上げが、３ヶ月で１０万ドルに達し、祝賀集会で「バッタル」と「クルチ・ベイ」の一騎打ちショーが行われた！

中東工科大学テクノケントで活動するテール･ワールド社でトルコ人ゲーム開発者が作った「マウント＆ブレード：ウォーバンド」というゲームの売り上げが、世界中で３ヶ月の間に１０万ドルに達した。

「マウント＆ブレード：ウォーバンド」は、世界で最も大規模な電子ゲーム配信サイト「スティーム」で、数百万ドルの予算で開発されたゲームをも超え、３ヶ月もの間市場に出回っているのにも関わらず、まだ、世界で最も多くプレーされている25のゲームのうちのひとつである。

「マウント＆ブレード：ウォーバンド」は、中世のカルラディアが舞台だ。同ゲームはトルコ語も含め多くの言語に翻訳されており、プレーヤーは中世の戦士として、乗馬・剣術・槍や弓矢を使うことにおいて上達していく。城の包囲、一騎打ち、戦闘にも加わる。

■バッタルはクルチ・ベイに立ち向かう

「マウント＆ブレード：ウォーバンド」は市場に出回った３ヶ月の間で、世界的に有名なゲーム雑誌やインターネット・ポータルサイトにおいて高得点を獲得した。「編集者が選ぶゲーム」に何度も取り上げられていることも、同ゲーム成功の証である。

中東工科大学の若手ソフトウェア・エンジニアは、ゲームの１０万個目の販売を祝うべく、中東工科大学テクノケント・アニメ技術ゲーム開発センター（METUTECH-ATOM）に集合した。METUTECH-ATOMでは「バッタルとクルチ・ベイの等身大キャラクター一騎打ちショー」を行い、観客を楽しませた。

■体ひとつと剣だけ！

テール･ワールド・ゲーム技術社代表取締役アルマアン・ヤヴズ氏の話によれば、「マウント＆ブレード：ウォーバンド」はトルコ人エンジニアとトルコの技術によって開発された。ゲームは公開されるとすぐに、国際的なオンラインゲーム販売ポータルサイトにおいて一位になり、長い間トップ１０の中にランクインし続け、また多くの賞を獲得した。

テール･ワールド社代表取締役アルマアン・ヤヴズ氏は、「マウント＆ブレード：ウォーバンド」でプレーヤーが体験できる世界について以下のように話した。
「プレーヤーは、ひとりの冒険家として、剣以外には何も持たずにゲームを開始します。しかし、このゲームの中の世界ではいろいろなことができます。商売ができるし、様々な山賊と戦うこともできます。また傭兵になったり、更には自分の王国を築き他の王国と戦うことでこのゲームの中の世界を支配したりすることもできます。ゲームでは、中世の戦士として馬に乗ったり、剣で戦ったり、槍や弓矢の技術を磨き、城の包囲、一騎打ちや戦闘への参加も可能です。」

「マウント＆ブレード：ウォーバンド」は、北アメリカ・フランス・ドイツ・イタリア・スカンジナヴィア諸国で販売された。日本及びスペイン語圏では販売のための準備が続けられている。

同ゲームは、トルコで５千本、国外で９万５千本を売り上げている。つまり、トルコ国外でより人気があるということだ。

■TTNETのサイトからアクセス可能

「マウント＆ブレード：ウォーバンド」には、TTNETのゲームサイトからもアクセス可能である。TTNETゲームサイトからダウンロードした人のために、｢バッタル｣｢アルスラン｣「クルチ・ベイ」という特別キャラクターが作られた。TTNETパートナー・エコシステムプログラムの枠組みにおけるTTNETとテール･ワールド社の協力により、ゲームを友人とプレーしたい人のために、TTNETがゲームを無料で配信している。

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（ 翻訳者:津久井優 ）
（ 記事ID:19657 )