ウィキリークス公開文書でアフガン大統領がNATOとの連携を絶つ可能性
2010年12月02日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ ウィキリークスの漏洩情報が原因で、カルザイ大統領がNATOとの連携を絶つ可能性

2010年12月02日付『クドゥス・アラビー紙』(イギリス)HP1面

【オタワ】

カナダ紙が水曜日に伝えたところによると、在カブールのカナダ人外交官は、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領が最近公表された米外交機密文書が原因で北大西洋条約機構との連絡を絶ち切る可能性があると警告した。

同紙によると、カブール駐在のウィリアム・クロスビー・カナダ大使は、カール・アイケンベリー米大使が表明した懸念を外交文書で伝えた。同文書は先週土曜日、両大使の会合後に書かれたもの。

クロスビー氏によるとアイケンベリー大使は、ウィキリークスがアフガニスタンに関する機密公電数千件を公表することによって悲惨な結果を招き得ると警告した。

またクロスビー氏は、「(アイケンベリー氏の)主な懸念は、こうした漏洩情報が戦術的、政治的、あるいは戦略的情報や、カルザイ政権の閣僚やアフガニスタンのその他の重要人物との特別な関係を暴露するものだということである」と述べた。

さらにクロスビー氏によると、アイケンベリー氏は今回の事態でカルザイ大統領がアメリカや同盟国に対する不信感を強め、政府内の改革派が政権離脱に向かう結果を招き、カルザイ大統領をアメリカやNATOとのより激しい対立に追い込むことになると考えている。

ウィキリークスによる米外交公電25万件以上の公表を前にアイケンベリー大使は、アメリカ外交関係者の見解を公に 暴露することによって起り得る破壊的な反響に対して懸念を表明した。

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( 翻訳者:秋山俊介 )
( 記事ID:20913 )