エジプト、ガザ出身のパレスチナ人収監者14人を釈放
2011年02月19日付 al-Quds al-Arabi 紙

■エジプト、ガザ出身の収監者14人を釈放

2011年02月19日付『クドゥス・アラビー』

【ガザ】

パレスチナの情報筋によれば、エジプトの刑務所に収監されていたガザ地区のパレスチナ人14人をエジプト治安当局が釈放した。

エジプト刑務所収監者家族の会のイマード・アッ=サイイド広報担当者は、エジプト当局が昨晩、パレスチナ人14人を釈放したと語った。14人はパレスチナとエジプトとの国境沿いに点在する地下トンネルでの活動に関わっていたとの理由で拘束されていた。今のところガザ地区には戻っていないという。

1月末にエジプトで治安が崩壊し、囚人たちが刑務所から逃げ出した際、ハマース[軍事部門の]幹部のアイマン・ヌーファルを含む8人のパレスチナ人がガザ地区に帰還を果たしていた。

エジプトの刑務所に収監されているパレスチナ人の数について公式な統計はないが、「エジプト各地の刑務所に39人が収監されていると承知している。また、マハッラ市のアクラブ刑務所に19人が収監されており、悪質な待遇に抗議してハンストを行っていることがわかった」とアッ=サイイド氏は語った。

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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:21563 )