ファタハとハマース、双方の治安当局による一斉検挙を相互に非難
2011年11月27日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ ファタハとハマース、西岸地区とガザ地区で治安機関が政治的理由による一斉検挙を行ったことに関してお互いに非難

2011年11月27日『クドゥス・アラビー』

【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】

ファタハとハマースは昨日[26日]、ヨルダン西岸地区およびガザ地区で治安機関が政治的理由による一斉検挙を実行したことに関してお互いを非難した。マフムード・アッバース大統領とハマースのハーリド・ミシュアル政治局長がカイロでこの問題を終結させる旨の合意を締結してから数日後のことであった。

ハマースは声明の中で、西岸地区でファタハ系治安機関がハマースのメンバーに対して行った拘束と訴追について詳細な説明を行った。それによると、同治安機関は今月24日にアッバース・ミシュアル会談が行われてから昨日日曜日[27日]の朝まで数回にわたって合意に違反しているという。

ハマースによるとファタハ系治安機関は、ハマースの活動家4人を逮捕するとともに、取り調べのため9人に出頭命令を通知した。また、公務員7人を政治的帰属を背景に解雇した。

またハマースは声明の中で、西岸地区で治安機関に逮捕されたメンバーの居住地と職業について説明した。

(後略)

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( 翻訳者:田中大樹 )
( 記事ID:24678 )