ロウハーニー候補の政見ドキュメンタリーから、ラフサンジャーニー談話が削除
2013年06月10日付 Hamshahri 紙
【ハムシャフリー・オンライン】アーリヤー通信は、「最新の情報によれば、ホルダード月20日[6月10日夜]に国営放送から放映予定のロウハーニーの政見ドキュメンタリー[※]が検閲により一部削除された」と報じた。
※政見ドキュメンタリー:大統領選の各候補者は、自分の経歴や生い立ち、政治的見解などを盛り込んだ30分の選挙宣伝用ドキュメンタリー・フィルムを作成し、国営放送第1チャンネルで放映することができる。全候補者の政見ドキュメンタリー第1弾が2回ずつ放送され、6月9日からは第2弾として、各候補の新たな政見ドキュメンタリーの放映が始まっている。
アーリヤー通信によれば、ハサン・ロウハーニー候補の政見ドキュメンタリー第2弾のなかで、ハーシェミー・ラフサンジャーニー師が登場し見解を述べており、削除されたのはハーシェミー談話の箇所だったという。
これより前にアーリヤー通信は、ハサン・ロウハーニー候補の政見ドキュメンタリー制作者の言葉を引用し、同ドキュメンタリーにはロウハーニー候補の了承を得てハーシェミーが語るシーンが盛り込まれていると報じていた。
訳者注:ハムシャフリー・オンラインはこのニュースの続報で、上記政見ドキュメンタリー制作者へのインタビューを引用し、当初、ラフサンジャーニー師によるロウハーニー支持を前面に押し出す形での映像構成にする予定だったが、制作上の理由でこれを変更したと説明している。
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( 翻訳者:8400001 )
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