女子フットサル・アジア室内大会:7月5日にはイラン対日本で決勝
2013年06月20日付 Jam-e Jam 紙
決勝進出を決めた女子フットサル代表(ISNA より)
決勝進出を決めた女子フットサル代表(ISNA より)

【同紙18面】イラン女子フットサル代表チームは、明日(6月21日)、アジア室内大会(第4回アジア インドア・マーシャルアーツ・ゲームズ 仁川[インチョン])への参加のために韓国へ出発する。

同代表チームはベトナムで開かれた前回の大会で4位となり、今回の大会では強豪チームと同じグループで対戦することになってはいるが、韓国で表彰台に上がることが大いに期待されている。

女子フットサル選手らの指導にあたっている、シェヘラザード・モザッファル監督は、選手らのコンディション は良好だと述べている。同監督はジャーメジャムに対し次のように発言した。

幸運にも全選手が良いコンディションであり、今日までに怪我を負った選手もいない。チームは計20か月、強化合宿を行っており、今年の初め[西暦2013年3月末]から今まで、規則正しく、また集中的 な練習を行ってきた。

いずれにせよ、大会にはそれぞれに特徴的な状況というものがある。私たちにとって大切なのは、選手たちの状態を、食事や怪我、練習試合、メンタル面から整えることであり、我々はこれを実行してきた。今大会、特別な問題さえ起きなければ、必ずや私たちは表彰台に上るであろう。

モザッファル監督は、高いモチベーションを保ったチームをアジア室内大会に率いていくと述べてはいるが、選手たちが厳しい局面に立たされていることも(監督は)よく理解している。

同じ予選グループ[グループA]で対戦する国々は、いずれも我々が情報をもっていない国ばかりだ。ベトナムと香港については全く情報が無いが、マレーシアはポルトガルのワールドカップで観戦したことがあり、チームについてある程度は知っている。タイとのみ、試合経験があるが、このチームは常にアジアの強豪である。

これらの情報からイランにはいくらか困難な試合が予想される。もちろん、日本やウズベキスタンについてはよく知っているが、今回は別の予選グループに入っている。

イラン女子フットサルチームの元・監督は、アジア室内大会の開催前に中国チームと行われる練習試合のための調整中だと発表した。

トーナメント開始の[わずか]3日前に我々が韓国に到着するということ、また、男子サッカー代表チーム[訳者注:「男子フットサル代表チーム」の誤りと思われる]が我々より少し前にすでに韓国入りしていることを考え合わせ、サッカー連盟担当者らに、この3日間の間に我々が中国と練習試合を行うことができるよう、必要な調整をあらかじめお願いしたいと伝えた。
もしこうした可能性が整えられれば、必ずや我々の試合結果に良い影響を及ぼすだろう。

イラン代表チームの試合プログラムは以下のとおりである。
※訳者注:合わせて、準決勝までの試合結果も記した。

【グループA:予選組み合わせと結果】
対マレーシア戦:6月26日テヘラン時間9時
  (Iran 1-6 Malaysia)

対タイ戦:6月27日テヘラン時間9時
  (Iran 1-0 Thailand)

対ベトナム戦:6月28日テヘラン時間11時半
  (Iran 1-0 Vietnam)

対香港戦:7月1日テヘラン時間9時
  (Iran 5-0 Hong Kong)


【準決勝】
7月3日 イラン 対 インドネシア
  (Iran 4-0 Indonesia)


【決勝予定】
7月5日 イラン 対 日本


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( 翻訳者:8411027 )
( 記事ID:30702 )