国防相「アメリカにはイランの防衛体制に対抗するほどの力ない」
2014年01月08日付 Hamshahri 紙


【ハムシャフリー・オンライン】国防相は「米国が望めばわが国の防衛体制を機能不全に陥らせることができる」という発言について、次のように述べた。

彼らが今日我々に手を出すこともできないのは、同情心の為でなくその力がないからだ。

ファールス通信によると、国防軍需省のハサン・デフガーン司令官は、大テヘラン革命防衛隊の聖ザフラー・ホセイニーイェ[ホセインをはじめとする預言者一族の殉教に関する宗教行事を執り行う施設]で開催された殉教者ハーッジ・アフド・カーゼミーと殉教者ハーッジ・ハッサーノルゲイスの追悼式典のスピーチにおいて、「レバノンの反政府勢力の原形は、レバノンにおける革命防衛隊の駐留によって形作られた」と指摘しながら以下のように述べた。

殉教したセイイェド・アッバース・ムーサヴィー氏とハッサーノルゲイス氏は革命防衛隊によって訓練を受けた人物だった。

デフガーン国防相は、さらにこう続けた。

殉教者ハッサーノルゲイスはレバノンで文官としての任を負っていた。また、この尊敬すべき殉教者は殉教を切望する疲れを知らぬ人物であり、イマーム・ホメイニーおよび同師亡きあとは現・最高指導者への特段の崇敬の念を抱いていた。

国防相はまた、イランの防衛力について以下のように述べた。

アメリカは望めば我々の防衛体制を機能不全に陥らせることが出来る」と言う者もいる。しかし、我々国民は、スローガンが示すそのままに《Yes, we can!》――そうだ、我々は成し遂げることができる。彼らが今日我々に対して手出しできないのは同情心からではなく、その力を有していないからなのだ。

同国防相は、我々は核兵器を持つ必要はないと述べた上で「しかし《不平等な戦争》で我らをアメリカに勝利せしめる兵器に関しては、我々の右に出る者はいない」と説明した。

国防相はまた、イランと6か国の核協議についてこう語った。

今日我々の力は我が国の代表者らが世界の諸大国と向き合い彼らと交渉する同じテーブルにつくほどである。

我々はこの交渉において決してひけをとることはない。我々の交渉チームは名誉と権限を堅持しながら自らの道を模索し続けた。西洋諸国は我々の核の権利が国際法の枠組みの中で行使されており、これに関して後退したわけでも劣位に立ったわけでもないことを認識すべきである。


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( 翻訳者:8410105 )
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