■大火災 ジョムフーリー通りの衣料品工場で
ジョムフーリー通りの衣料品生産工場で、女性二人が建物5階の窓から飛び降りた。
テヘラン市庁消防救急局スポークスマンのセイエド・ジャラール・マレキー氏はISNAとのインタビューで次のように述べた。
日曜日[1月19日]11時22分、ジョムフーリー通り、アブー・レイハーン交差点にある5階建て商業オフィスビルで火災が発生し、125番[火災救急ダイヤル]に通報があった。
同局長は火災現場での消防士らの活動に触れ、「消防隊員が現場に到着し、衣料品工場兼倉庫であるこの建物の5階から出火しているのが確認された」と述べた。
■炎から逃れるため5階から飛び降り
マレキー局長は、「消防隊員が現場に到着した際、この衣料品工場で働く女性2人がすでに窓にぶら下がっており、飛び降りようとしているところだった」と述べ、こう続けた。
残念ながらこの2人は消防隊員の警告にも関わらずに地面に飛び降り、救急隊員により死亡が確認された 。
テヘラン市庁消防救急局スポークスマンは、「この火事で建物の5階は完全に炎に覆われた」と述べ、さらに次のように発言した。
25人が炎の中に閉じ込められ、消防隊員がそのうちの8人を、梯子をつかって救出した。他15人も階段から脱出した。
同局長は、炎から救出された人・脱出した人たちは、救急隊に引き渡されたことに触れ、さらにこう語った。
3人の消防隊員がこの事件で負傷し治療センターに運ばれた。
また「炎は出火後約30分で完全に消火された」と発表し、現在消防隊員はさらに鎮火作業を行い 、火災発生の原因を追究している」と続けた。
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( 翻訳者:8410105 )
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