パレスチナ:ガザ政府はケリー案の枠組み合意に拘束されない
2014年02月16日付 al-Hayat 紙
■ハニーヤ首相:ケリー国務長官の提案する枠組みでの合意に拘束されず
【ガザ:本紙】
ハマースが率いるガザ政府のイスマーイール・ハニーヤ首相は、ハマースは、パレスチナ問題解決のため、アメリカの後ろ盾のもとでなされるパレスチナ・イスラエル両当局間の「和平交渉におけるいかなる枠組み合意にも拘束されない」とし、パレスチナ国民のいかなる権利も決して断念及び放棄はしないと強調した。同時にハマースは、将来のパレスチナ国家に国際部隊を受け入れないことを明らかにし、国際部隊介入の際にはイスラエル軍への対応と同様の対応を行なうことを強調した。
またハニーヤ氏は昨日(15日)ガザで開催された「解放女性捕虜協会」開所式において「われわれは1インチたりともパレスチナの領土を放棄しない。また国民のいかなる権利も断念しない」と述べ、アメリカによる枠組み協定が不当であり、パレスチナ領土の占領を確立するものだとみなした。
(後略)
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:井上開 )
( 記事ID:32983 )