パレスチナ:ガザ地区で全面的ストライキ、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」に反対するデモが発生(1)
2019年06月25日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ
【本紙:ガザ、ラーマッラー】
「バハレーン・ワークショップ」に反対する民衆の怒りと西岸地区の境界線周辺におけるデモ行進が継続する中、全面的なストライキが昨日(23日)ガザ地区において行われた。パレスチナの政治指導者らは「パレスチナ問題の清算」を目的としたアメリカの計画に反対することを発表し、これらに対抗するためのパレスチナの団結を呼びかけた。また、ガザ地区においては「バハレーン・ワークショップ」に反対するストライキやデモへの参加を求めた各機関の呼びかけに応じた結果、各商店は休業し、大学の閉鎖によって教育活動が停止された。また、多くの協業組合がストライキ実行の決定に従い、漁師組合はPNIF(Palestinian National and Islamic Forces)の決定によって、昨日の活動を停止した。
また、「国内外全ての地域におけるパレスチナ人に対する包囲の破壊・パレスチナ難民の帰還を求めるデモのための国家委員会」は、国民間・大衆間における最大規模の批判を示すため、「世紀の取引およびバハレーン・ワークショップ」を「疑わしいもの」としつつ、これに対する反対運動を主導する全ての活動・アクティビティへの参加を広く呼びかけた。さらに委員会は、「悪名高い」ワークショップへの参加を決定したアラブ諸国の立場を非難し、彼らに対し、パレスチナ人民の権利、サワービト(訳注:パレスチナ人固有の政治的原則を指す語)の侵害に繋がるワークショップの開催を拒否するという、パレスチナ人全体の決定を尊重するよう呼びかけた。
(2)に続く
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( 翻訳者:清水有理 )
( 記事ID:47035 )