シリア:シリア政府、ロシアとの外交関係樹立75周年記念を祝う(1)
2019年07月22日付 al-Watan 紙


■シリア、ロシア両政府は外交関係樹立75周年を祝う アサド大統領「関係を信頼している、前進させたい」 プーチン大統領「支援を継続しテロリストに敗北をもたらそう」

【ワタン本紙-諸通信社】

シリア、ロシアの両政府は外交関係樹立から75周年の節目を迎え、両国の歴史的かつ強固な関係を記念しつつ、相互の祝辞を交わした。これは、両国と両国民間の絆の現実や性質、相互利益の達成のためのその発展と継続への熱望を、関係者一同が改めて確認する機会となった。

バッシャール・アサド大統領は、自身と自国民の名においてロシア大統領に宛てた電報の中で、両国と両国民間の歴史的な友情と兄弟関係に対する強い誇りと名誉の意を表した。またシリアが政府国民共々、あらゆる分野におけるロシアとの関係強化に向かっての前進を熱望していることに触れ、これが双方にとって有益であり、相互利益の達成へとつながるものであるとした。

国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、アサド大統領は「私たちはシリア人であり、これまでロシア連邦との関係を信頼し続けてきたように、これからもそうするだろう。何故ならば、両国の関係は相互の信頼と敬意から成る強い基盤に基づいており、またロシアが歴史を通じて超大国としての地位を確立してきた国家に他ならないからだ。これはすなわち、ロシアが国際法を遵守し、他国の内部事情への不干渉を保ち、人民の意思を尊重し、世界中において安全・安定の基礎を構築し、またテロや憎むべき過激思想との戦いにおいて愛と平和の価値を拡大してきた主体であるということを意味する。一方で、いくつかの国家は単に自国の利益を得たいがために、それらのテロや過激派を支援している」と指摘した。

(2)に続く

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:堀嘉隆 )
( 記事ID:47205 )