イエメン:「イエメンの開発・復興のためのサウジプログラム」によってハッジャ県に電力インフラが整備される(1)
2019年08月20日付 al-Hayat 紙
◾️「サウジのイエメン開発復興プログラム」によってハッジャ県に電力インフラが整備される(1)
【リヤド:本紙】
イエメン北西部のハッジャ県に住む数百のイエメン人世帯は、電気とエネルギー分野に係るイエメン開発・復興プログラムの援助を受け始めた。同県の電力インフラ整備はすでに完了している。このプログラムは、県内の発電量の増加とその利用者の増加を目的としており、これにより県民の日常生活が改善されることになる。
サウジ・イエメン開発復興プログラム(The Saudi Development and Reconstruction Program for Yemen)は2019年4月に発表された。農業、水、漁業資源、電力、保健といった分野の支援プロジェクトがその内容で、実施地のハッジャ県は、国内で最も開発分野のプロジェクトが必要な県とされている。
避難民に加え、ハッジャ県のヒーラーン地区とミーディー地区の住民が、同プログラムの恩恵を受けるだろう。イエメン国民の生活に直接的かつ肯定的な影響を与えたのがこのプログラムであり、すでに医療センターや公共施設、住宅施設、商店に電力を提供している。
ハッジャ県におけるサウジ・イエメン開発復興プログラム事務所長のアフマド・マドハリー氏は、電力インフラの整備が、同県での開発復興プログラムのプロジェクトの一つだと明らかにした。このプログラムの一環で、様々な分野(農業、水、漁業資源、電力、医療)の支援プロジェクトが取り組まれているという。同事務所長は、ハッジャ県の重要分野で今後も新たなプロジェクト複数を取り組んでいく、特に同県は未だに他の開発計画を必要としていると述べた。
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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47399 )