◾️「サウジ・イエメン開発・復興プログラム」によってハッジャ県に電力インフラが整備される（2）

【リヤド：本紙】

アフマド・マドハリー氏は、サウジ・イエメン開発・復興プログラムが開始され、実際にハッジャ県でそのプログラムの利用が始まったことは喜ばしいと述べた。また、このプログラムは短期間の間に実質的かつ大きな成功を収めたと考えられており、それは様々な計画に対する住民の緊急性のある要求があったためだと述べた。また同人は、サウジ・イエメン開発・復興プログラムは、今年4月の段階で一連の重要プロジェクトに着手しており、ハッジャ県ミディ郡で11個のプロジェクトを新規に実施したと述べた。このプロジェクトの竣工式には、ハッジャ県のアブドゥルカリーム・シナイニー知事、サウジプログラムのプロジェクトマネージャーのハサン・アッタース技師、イエメンの政府高官らも参加したという。

なお、ハッジャ県で竣工された同プログラムには以下の事業内容が含まれている。太陽光発電外灯の設置、井戸の掘削、貯水タンクの配布、学校の建設および修復と研修、ファシュト島での医療センター設置、発電機の配布、ボートの修繕工場の建設、政府施設の修復、農業機器の提供、ビニールハウスの設置及び播種、施肥といった事業である。

サウジ・イエメン開発・復興プログラムは、基本的なサービスの提供を通じ、ハッジャ県民および全イエメン国民の経済状況の改善に取り組んでいる。また、イエメン国民だけでなく、避難民も含む市民の日常生活を改善し、イエメンの労働力に労働の機会を提供している。こうした労働力はイエメン経済に積極的かつ直接的な貢献を果たすだろう。

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（ 翻訳者:本多香奈 ）
（ 記事ID:47400 )