■アラブ連盟「『中東諸国の定義リスト』からパレスチナを削除するという米国国務省の決定は敵対的措置である」

【カイロ：本紙】

アラブ連盟は、中東諸国の定義リストから被占領パレスチナあるいはパレスチナ自治政府の名称を削除するという米国国務省の決定は、同国によって度々繰り返される敵対措置の連鎖の新たな一幕であると声明を行った。この連続とは、米国によるエルサレムに関する決定から、UNRWAや和平プロセス基盤、国際的正当性をもった決議を破壊する試みといった行為によって、同国がパレスチナ問題を清算すると脅しているその一連である。アラブ諸国は断固として拒否する姿勢を見せて、国際世論においてこれらに立ち向かっている。

この決定に関連し、パレスチナおよび被占領アラブ地域問題事務次長であるサイード・アブー・アリー博士は、本日（火曜日）の記者会見において以下のように述べた。

「この決議は、パレスチナの権利に対する支持と、法の原則および国際的正当性の遵守を数度にわたって表明した圧倒的多数の諸外国によっても否定されているものだ」。

（2）に続く

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（ 翻訳者:木戸 皓平 ）
（ 記事ID:47423 )