レバノン:スィニューラ元首相はヒズブッラーが独断で作戦を実行していると非難(1)
2019年09月04日付 al-Hayat 紙
■スィニューラ氏「レバノンは不正に晒されており、これにヒズブッラーが関与している」
【ベイルート:本紙】
フアード・スィニューラ元レバノン首相は「閣議での代表立法機関を通じて国家が決定者となるべきだった事柄に関して、レバノン共和国は不在であり続けている。また国家への相談もなく、国家による決定もなされていない問題にレバノンを巻き込もうとする動きがある」との考えを示した。
同氏はアル・アラビーヤ局のチャンネル「ハダス」によるインタビューの中で、「我々がアラブの一員であることにはこれからも変わりない。過去の様々な事件、レバノンへの様々な圧力、そしてレバノンを脅威に晒そうとする数多くの多岐にわたる試みにもかかわらず、変わりはしない」と強調した。さらに「レバノンはこれからもアラブの一員であり続けるであろう。そうすることにより、レバノンはアラブ諸国間の共通の文化や国益に基づく都市国家の性質に代表される、文明的ウルーバ(アラブ性)の真の手本を示すことになる」と述べた。
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( 翻訳者:藤原路成 )
( 記事ID:47561 )