パレスチナ:「殉教した子供たち」の金曜デモで武力衝突(1)
2019年10月11日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザの民衆は「殉教した子供たち」の金曜デモに敬意を表する…国民委員会は国際社会が行動を起こすことを求め、怒りの「爆発」に警鐘を鳴らす
【ガザ:本紙】
「殉教した子供たち」というスローガンを掲げる帰還の行進のための第78回金曜日デモが盛り上がる中、ガザ地区東部の境界地帯で衝突が発生した。
ガザ地区は落ち着いた状況であったにも関わらず、イスラエル占領軍は参加者を標的にしたため、衝突によって参加者の間に多くの負傷者が発生する結果となった。
第78回金曜日デモの参加者はガザ地区の北部、中部、南部の数カ所に設置された5つの「帰還のキャンプ」に金曜午後、到着した。一部の参加者はパレスチナ国旗を掲げながら緩衝地帯を超えて分離フェンスに近づくと、軍用車両や兵舎にこもるイスラエル占領軍に石を投げつけた。すると、いつもの通りイスラエル占領軍は平和的なデモ参加者を標的にし、弾丸や催涙弾、ゴム弾を浴びせた。
保健省は、今回の攻撃はデモ参加者から数十人の負傷者を出し、複数の負傷者は病院に搬送され、その他の人々はその場の医療救護所で治療を受けたと発表した。
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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47785 )