米国:ヌジュード・メランシーと、世界中の関心を集めたパレスチナ民族衣装(2)
2019年10月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヌジュード・メランシー氏と、月に初の女性を、そして火星に宇宙飛行士を送るミッションからスポットライトを奪ったパレスチナ民族衣装の物語

【フロリダ: 本紙】

写真が公開された翌日、数千回シェアされたことを受けて彼女は以下のようにツイッター上で呟いた。「皆さん、私は(せいぜい)30人がその写真を気に入り、おそらく(ほんの)少しの人がそのジャケットを気に入るだろうと思っていました。このすべての愛が私を満たしてくれました。皆さんありがとうございます。」

彼女はまた以下のように述べた。「初のパレスチナ系アメリカ人女性であるラシーダ・タリーブ上院議員は今年1月の任宣誓式の際、伝統的なパレスチナ刺繍の施されたパレスチナトーブ(民族衣装)を着た。それを受けて私は特別にデザインされた件のジャケットを着た。」

『Middle East Eye』の報告によると、タリーブ議員が就任宣誓式の際にパレスチナトーブを着る選択をした物語はSNS上で広まったという。そして、その後数ヶ月間、「#あなたのトーブをツイートする」というハッシュタグが流行した。

タリーブ議員は、ナジュード・メランシー氏と宇宙計画における可能性の発見に関わる彼女の仕事について、言葉で言い表せないほど誇りに思っていると述べた。

タリーブ議員さらに以下のように述べた。「パレスチナ刺繍は我々の母親と祖母たちと強く結びついており、強さと誇りに深く根ざしている我々の豊富な文化の一部だ。」

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47914 )