モロッコ:スペインが自国のイチゴ農園で働くためのモロッコ人労働者を要望(1)
2019年11月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スペインはモロッコ人労働者16000人以上がイチゴ農園で働くための契約を求めている

【本紙】

モロッコ労働・職業統合省は以下のように述べた。「2019・2020年におけるスペインのウエルバ県のイチゴ畑での労働のため、16500人近いモロッコの女性農業従事者が選ばれることになるだろう。このため、イチゴや赤い果物の畑の農期作業の準備のため、スペインのウエルバ県の当局者らを交えた調整会議が開催された。」

同省の声明によれば、当初スペイン側は当初雇用が計画されていた5500人に加え、1万1000人近くの再雇用女性労働者を雇用したい意向を表明したという。また同声明の中では、女性の出稼ぎ労働候補者に対し、モロッコ当局が2020年1月中に労働許可証を発行すること、また2020年5月には職場登録を行うことを断言された。再雇用労働者に関しては、来月12月初旬に許可を得て、2020年2月に出発することが決定されたという。

さらに、2019・2020年農業期に向けたモロッコ人労働者の選択プロセスの監督者は、来月第1週に季節労働者の初候補者選出の日程の決定に関して同意をし、また2020年1月初旬に労働許可を発行するにも同意したという。また労働者の労働機関を延長するため、発行される労働許可証の期間は6か月を下回ることはないとされ、季節労働者はタンジェとウエルバを直接結ぶ海上国境を超えて旅することになるとされた。

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47925 )