モロッコ:スペインが自国のイチゴ農園で働くためのモロッコ人労働者を要望(2)
2019年11月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スペインはモロッコ人労働者16000人以上がイチゴ農園で働くための契約を求めている

【本紙】

同氏は以下のように述べた。「労働・職業統合省は、彼女らの帰国の後、受益者のための経済統合プロジェクトを開始する可能性をスペイン協力庁事務所と調整しながら検討している。このプロジェクトにおいては、女性労働者に対する文化・教育計画が促進されることになるだろう。モロッコ使節団はスペイン代表団との会談の中で、14572人のモロッコ人労働者に利益をもたらした2018/2019年農業期の雇用プロセスの評価方法、イチゴや赤い果物を収穫する畑における季節労働者の移動・労働・居住条件の改善方法を検討した。とりわけ、次期農業期は受益者の数に軽度な増加が見られることが予想される」。

スペインのメディアは昨年、スペインのいくつかの地域、特にウエルバ県のイチゴ畑において、女性のモロッコ人季節労働者が巻き込まれた性的虐待問題を暴露した。これにより、社会環境の過酷さや虐待、不当な扱いから彼女らを保護し、彼女らの人間としての尊厳を守るような労働条件を保障するため、数多くの女性人権団体が介入した。

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:48104 )