イラク:デモ隊が政府の退陣と議会の解散を要求(2)
2019年10月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■新たなデモの前日に出された「政府の退陣と議会の解散」という最も顕著な要求

【バグダード:本紙】

同氏は以下のように続けた。「すべての観察者はおぞましい殺人や数千人もの負傷者、メディアへの攻撃や脅しの背景に誰がいるのかを見つけようとしている。我々は皆、調査委員会を設置することによって、誰が発砲をしたのか、そしてこの事態の背後にいる人物に関する情報を追求するという政府の決定に賛成している。しかし残念なことに、委員会によって出された報告書は曖昧であり、不確実なものであった。これらの忌まわしい行為の実行者を知りたいという、我々の願望に応えていないからである」。

連合は政府に対し、「この失望させるような報告書を調査プロセスの終着点と見なすのではなく、状況を解明し、自らの言葉で物事を語り、真実を隠ぺいするような結論から遠ざかるためのさらなる調査の開始点と見なすよう」勧告を行った。また、「報告書は皆の要求や質問に答えていなかったが、その序文には、事態に対して確固たる立場をとる宗教的最高権威による論拠が記されている」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:山下綾華 )
( 記事ID:47930 )