レバノンでの抗議活動とバースィール外務大臣への告発(2)
2019年11月08日付 al-Quds al-Arabi 紙
■レバノンの各都市での学生抗議と法廷におけるバースィール外務大臣に対する通告
【ベイルート:本紙】
アルファ(地元の通信会社)の従業員は2日連続でベイルートの本社前で座り込みを実施した。彼らは、ムハンマド・シャキール通信大臣が労働者の権利や利益の侵害をなくすための労働協約に署名するまで、仕事に復帰することはないことを強調した。
地元メディアによると、マルワーン・サラーム弁護士は暫定内閣のジュブラーン・バースィール外務大臣(ミシェル・アウン大統領の義理の兄弟)を公的資金の浪費・横領、不当利得の容疑で検察庁に告発した。
一方バースィール外務大臣は今日、「その内容はいつものように根拠がなく、でっちあげられた記事に依拠しているにもかかわらず、私の真実に関して法廷に通告してくれた者に感謝する」とツイートした。また同氏は「主張や記事に関して告訴を行い、私はそこでこういったでっち上げの支持者たちを非難した。しかし結局彼らは1つの証拠も提示せず、私は法廷で勝訴した」と付言し、詳細は述べなかった。
(後略)
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( 翻訳者:波多野 史織 )
( 記事ID:48055 )