イスラエル:ガザのキリスト教徒のクリスマス祝典参加を禁止(2)
2019年12月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


◼︎イスラエルは、ガザのキリスト教徒がベツレヘムとエルサレムにおけるクリスマスの祝典に参加することを禁止する

【ガザ:本紙】

イスラエル軍事連絡局の発表によれば、ガザのキリスト教徒たちが国外移動の許可を得ることは可能であるが、ヨルダンとの間の越境所を通ってイスラエルないしは西岸地区へ入国することは一人たりとも許可されないという。

これらは、13年前からパレスチナ住民に課されている封鎖を強化するためイスラエルが同住民に対して課し、その影響が彼らのあらゆる生活領域に及んだ制裁の流れの一環であった。

封鎖下の年々において、ガザのキリスト教徒が、ベツレヘムにおけるクリスマス祝典への参加および聖誕教会の訪問のために、ガザ地区から出国許可を得る手順は整備されていなかった。なぜなら占領当局は、キリスト教徒の許可取得に関し、ある期間は(わずか数日間の)許可を出し、ある期間ではこれを禁止していた。同じくイスラエルは、彼らに対しバイトゥ・ハーヌーンの公安管理下にある「イールズ」越境所を通ってガザ地区から出る許可を与えていたのだった。

(後略)

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( 翻訳者:高井 万希 )
( 記事ID:48266 )