イラク:新政権成立にイランの影(2)
2020年02月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ムハンマド・アラーウィー政権成立はイラク人が望んだものか、それともイラン人が望んだものか
【バグダード:本紙】
アリー・アクバル・ヴェラーヤティー外交問題担当顧問が明らかにしたことによれば、同氏はこれだけでは満足せず、イランがイラク情勢への介入を絶え間なく繰り返すことで、イラクからアメリカ軍を追放することを約束した。そしてこの声明は、広場で座り込みをしている人々の怒りを刺激した。彼らはムハンマド・アラーウィー氏の指名と外国によるイラク情勢への介入を繰り返し拒否していた。同声明は同様に、以下のようにツイートしたイヤード・アラーウィー氏を含む複数の政治的権威をも刺激することとなった。「我々がイラク情勢への明白な介入を非難するこの時に、イランに対し、同国がイラクを含むアラブ地域における拡張主義の夢を実現することは不可能であると警告する。この警告はイランの規模や夢よりもはるかに大きいものだ」。
(後略)
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( 翻訳者:難波奈央 )
( 記事ID:48575 )