パレスチナ:在エルサレム・パレスチナ人は占領政府に抵抗する(1)
2020年03月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■在エルサレム・パレスチナ人は占領に挑戦し、ナブルスの住民は入植者たちに立ち向かう
【ラマッラー、ロンドン:本紙】
エルサレム在住のパレスチナ人たちは占領当局(イスラエル)と警察に対する挑戦を続けている。彼らの多くは、アクサー・モスク内部において集会を行ったものに大して課される罰金に屈することなく、同モスクの「ハッタ門」で早朝の礼拝を行った。
礼拝者たちは、占領軍が彼らを押し出しその場で祈ることを禁じようとしたにもかかわらず、アル・アクサー門の外側から礼拝を行ったことを明らかにした。占領警察は、礼拝者たちに対し身分証を提示するよう求め、コロナウイルス防止の観点から集会を禁じるイスラエル保健省の決定・指示に違反した場合、罰金が科せられることを説明した。
占領当局は、パレスチナ人たちが西岸地区および西エルサレムに入ることを禁じる。
占領警察は、アクサー・モスクのイマームであるアーミル・アーブディーン師の取り調べを行ったのち、同氏に対し一日間の立ち退きを命じた。しかし占領警察は、アクサー・モスクにおけるコロナウイルス予防措置に関して同モスク代表であるシャイフ・ウマル・キスワーニー師と共に調査を行った後、同氏を釈放した。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:48686 )