パレスチナ:在エルサレム・パレスチナ人は占領政府に抵抗する(2)
2020年03月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■在エルサレム・パレスチナ人は占領に挑戦し、ナブルスの住民は入植者たちに立ち向かう
【ラマッラー、ロンドン:本紙】
ウェブサイト「イスラエリ124ニュース」によると、占領政府の当局筋は「エルサレムの各地域を西岸部における同地域周辺部から隔離し、壁の後ろ側に住んでいるエルサレム人(在エルサレム・パレスチナ人)に対してイスラエルの身分証明書を携帯して街に入ることを禁じ、同様に街の内部のエルサレム人に対してはパレスチナ自治区に入ることを禁じる」ことを確認したという。
コロナウイルス拡散の防止という名目により、エルサレム人たちが西エルサレムへ入ることは禁じられることになるだろう。報告によると、こうした措置は昨日木曜日に検討されたものであるという。これにより、エルサレム人たちは西エルサレムに入ることは不可能となる。
一方、入植者たちはパレスチナの複数の村に対する攻撃を継続した。入植者たちは昨日夜、ナブルス北西のバルカ村の入り口付近にある住宅に対する攻撃を行った。西岸地区北部の入植活動の責任者であるガッサーン・ダグラス氏は、入植者たちの集団がバルカの入り口にある住宅を攻撃し、庭にあった車両2台の損傷をもたらしたと述べた。
(後略)
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:48689 )