パレスチナ:イスラエルが西岸地区・ガザ地区の医療従事者を攻撃(1)
2020年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ウェブサイト「ミドル・イースト・アイ」:イスラエルの占領軍がヨルダン川西岸地区やガザ地区でコロナウイルスと闘う英雄たちを攻撃している
【ワシントン:本紙】
世界中の医師や看護師、またその他の医療従事者たちがコロナウイルスの拡散と奮闘している。しかし、占領下にある西岸地区やガザ地区におけるコロナウイルスに対する医師らの闘いは、彼らに対する占領側の継続的な蛮行のために他の現場におけるものとは異なっている。こうした蛮行は、これらの困難な時期においてさえ実施され、医者たちによる気高い職務は危険な任務へと変貌を遂げるほどである。
弁護士、アナウンサーであり、イギリスの上院議員であるヘレナ・ケネディー男爵夫人は保健分野においてパレスチナ人労働者たちが直面する危険性について強調した。また同氏は、ウェブサイト「ミドル・イースト・アイ」上の記事の中で、国連が行った調査によるとしつつ、西岸地区やガザ地区は医療福祉分野に従事する労働者にとって世界で最も危険な場所の一つであると記した。
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( 翻訳者:山下綾華 )
( 記事ID:48742 )