パレスチナ:イスラエルはシュアファート難民キャンプ閉鎖を警告(2)
2020年03月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル占領当局は西岸とガザの通行所を閉鎖し、シュアファート難民キャンプの閉鎖を警告、そして同キャンプの住民を「コロナ」危機に直面させる

【ラーマッラー:本紙】

関連し、イスラエルの占領当局がシュアファートの軍事通行所の閉鎖を検討しており、これがコロナウイルス拡大への対策の一環であると主張していることが明らかとなった。これが決定された場合、占領下のエルサレムにある難民キャンプに存在する何万人ものパレスチナ人が(占領当局が発行した身元証明書を所持し、移動能力を有しているにもかかわらず)市域中心部から排除されることを意味する。

アラビア語版「ハアレツ」紙によると、シュアファートキャンプの住民たちは、占領国家の支援を受けることなく、コロナ危機に立ち向かうため彼ら自身を組織する必要があるという。

国際法によれば、イスラエルは占領体制であり、1967年に占領され東エルサレムを含むパレスチナ地区、および西岸地区・ガザ地区全体に対する責任を負っていると見なされる。

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( 翻訳者:YA )
( 記事ID:48763 )