パレスチナ:イスラエルが西岸地区・ガザ地区の医療従事者を攻撃(3)
2020年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ウェブサイト「ミドル・イースト・アイ」:イスラエルの占領軍がヨルダン川西岸地区やガザ地区でコロナウイルスと闘う英雄たちを攻撃している
【ワシントン:本紙】
同調査は、(戦争犯罪からの)免責がイスラエルの政策の一部であり、自称同国軍事司法部が、こうした政策に基づいて病院や救急隊員に対する全ての犯罪者に対応したことを明らかにした。同様に、今までに起訴された者はおらず、これは当然のようにリターン・マーチ期間中のガザにおいて、医療従事者に対する度重なる攻撃を扇動するものであることを指摘した。
同氏はイギリス政府に対し、占領下にあるパレスチナ領土で起きていることを看過しないよう求めた。同氏はいかなる現場においても医療分野セクターの労働者らへの攻撃を見過ごしてはならないという明確なメッセージを発信するべき時が来たと述べた。また、アメリカはトランプ・プランによってイスラエルやパレスチナ問題に関するあらゆるグローバル・リーダーシップをすでに放棄しており、このためイギリスは(パレスチナで起きていることのような)国際法に対して起こりうる深刻な攻撃に関する問題提起を目的とする、具体的な方策を取る必要があると主張した。
最初に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:山下綾華 )
( 記事ID:48790 )