カタール:カタール包囲網の長期化、解決の見通しは(1)
2020年06月03日付 al-Mudun 紙


■カタール包囲網:継続する一連の危機と解決の見通し

【アラブ政策研究センター:ドーハ】

カタール国に対する包囲の危機は、(生じて以来)3年が経過し、深い亀裂が湾岸協力会議の構造を損なっているにもかかわらず、いまだ継続している。クウェート国や他の当事国は仲介に向けた努力をしてきた。また米国政府もここ数週間で新たに、同会議がまとまりを取り戻すための努力を後押ししてきた。しかしながら、こうした努力は未だ結実していない。

新型コロナウイルス感染症の拡大や、石油価格低下や世界的不況により湾岸諸国が直面する経済的難局といった地域諸国が目下経験している危機の数々は、1981年の湾岸協力会議創設以後最悪の危機の中で課された封鎖がもたらす現状を変化させなかった。

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( 翻訳者:堀嘉隆 )
( 記事ID:49041 )