シリア:驚愕、トルコ在住のシリア人が新型コロナで死なない理由(2)
2020年05月09日付 その他 - al-Durar al-Shamiya 紙
■ギュゼルベイ教授が在トルコ・シリア人の間で新型コロナウイルスによる死亡例がない理由を明かす
【ドゥラル・シャーミーヤ】
これに先立ちトルコ当局は、先月イスタンブール市でシリア人医師のムハンマド・シャンマーウ氏が新型コロナウイルスによって死亡したと発表していた。同氏は新型コロナウイルスの感染者1名を治療中に同ウイルスに感染していた。
在トルコのシリア人医師たちは、シリア難民とアラブ人社会全体に医療福祉を提供する上で大きな役割を果たしている。このためトルコ政府は、彼らを同国の公衆衛生分野に統合するために多大な努力を投じるようになった。
これに関連し、トルコのファフレッティン・コジャ保健大臣は本日土曜日、新たに1848人の新型コロナウイルス感染者を記録したと発表した。これにより、同国における新型コロナウイルス感染者の総数は135569人に増加した。
トルコ保健省が先週末に発表していたデータによると、トルコ国内のCOVID-19による死亡者数は過去24時間で57人増加し、合計3641人に達したという。
このデータは、トルコにおける新型コロナウイルス感染の総数が1977例から 133721例まで増加したことを明らかにした。これは西ヨーロッパ、米国、およびロシアを除く国家においては最も高い数字である。一方、日々の新たな死亡者・感染者数に関しては、先月に記録されたピークの数値から大幅な減少を見せた。
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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49063 )