シリア:ロシアがヒムスで600人のシリア人青年を徴兵、リビアでハフタル軍に加わる(1)
2020年05月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ロシアはヒムスにおいて600人のシリア人青年を徴兵し、ハフタル将軍の民兵に加入させるため彼らをリビアに送る

【ヒムス:アナトリア通信】

ロシアは、リビアのハリーファ・ハフタル将軍の民兵集団のもとで傭兵として戦わせるため、1500米ドルの月給を対価とし、シリアのヒムス県から約600人の若者を徴兵した。

複数の地元筋が水曜日にアナトリア通信特派員に明らかにしたところによると、ロシアはイランに属する組織の支援を受けつつ、徴兵された人々をシリア中部に位置するハマー軍事空港に移送した。また彼らが(傭兵の)加入契約に署名した後、初回給与として500米ドルが一人ひとりに支払われたという。

同筋は、この加入契約が3か月を期限としており、更新される可能性があることを指摘した。また同筋が述べたところによれば、徴兵された人々はその後フメイミーム空港(シリア西部)内のロシア軍基地へと移送され、数度に分けてリビアへの移動を開始したという。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49133 )