シリア:ロシアがヒムスで600人のシリア人青年を徴兵、リビアでハフタル軍に加わる(2)
2020年05月20日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ロシアはヒムスにおいて600人のシリア人青年を徴兵し、ハフタル将軍の民兵に加入させるため彼らをリビアに送る

【ヒムス:アナトリア通信】

先立つ5月7日、ロシアはシリア南部のダルアーを拠点とする武装勢力の指導者たちと面会し、集めた戦闘員をリビアにおけるハフタル民兵の部隊に加えるために派遣することに関して合意を得ていた。

ロシアは4月中旬、シリア南部に位置するクナイトラ県から約300人の戦闘員を徴兵し、彼らをヒムス県(シリア中部)内の自国キャンプで短期間の軍事訓練に従事させた。その後、彼らは戦闘に加わるためリビアに派遣された。

ハフタル将軍の民兵集団は、同氏によって2019年4月4日に試みられたクーデター以降、同氏を支持するようになったアフリカ諸国・中東諸国出身の多くの傭兵を擁している。この攻撃は、国際的に承認されたリビア政府の拠点である首都トリポリを狙ったものであった。クーデターは実際には失敗に終わったものの、これによりトリポリは多大な損害を被った。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49135 )