パレスチナ:ナクバ72周年、記憶の継承と帰還の夢(6)
2020年05月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

「ナクバ72周年」:祖父たちは子と孫へ、「パレスチナ人追放」の時代を語り、帰還の夢が彼らを誘う(ツイートと動画)(6)

【ガザ:本紙】

「ナクバ72周年」の追悼に関する電子デモの中では、パレスチナ人の古い写真の数々が拡散された。写真の中のパレスチナ人は、1948年、破壊された自身の村々を離れ、少しの荷物を持って、見知らぬ道に向かって進んでいる。写真には「帰還者たち」と書かれ、また、デモの参加者たちは、トラックに乗り込み、テントが所狭しと並ぶ地区で降りようとする難民たちの写真も拡散した。ヨルダン川西岸やガザ地区、シリア、レバノン、ヨルダンといった多くの地域のテントが、避難の開始から最初の数ヶ月間、彼らを受け入れた。そしてこの状況は今もなお継続している。

1948年に起きた「ナクバ」は、パレスチナ人とパレスチナ問題の歴史に襲い掛かった最も重大かつ難しい歴史的事件であったということは言及に値する。これは、彼らを土地から追い出し、シオニストグループが歴史的パレスチナの最大面積を支配し、パレスチナ人を難民キャンプへ追放したからだ。

(7)に進む

(5)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:YA )
( 記事ID:49277 )